RevisionDeleteについて
発議ありがとうございます。私は原文になるべく忠実に、「版削除」かそれに類する訳語がいいと思います。理由は、今後の機能開発の展開がわからない状態で、現在の機能に注目した訳は後で機能とずれが生じる可能性があること、拡張機能を導入しようとするウィキ管理者の視点からみれば、「秘匿機能」というのが英語の revision deletion と同じものであるということが直感的には伝わらないであろうことです。
oversight も同様の理由で「監督」に類する語がいいと思います。
以下はトトトさんへ。私自身は漢字および和語をなるべく使った訳を心がけたいと考えていますが、ここ translatewiki.net で例えばウォッチを監視に変えたり、オプションを個人設定に変えたり、Nを「新」に変えたりするたびに、それはそれで批判を受けてきました。いろんな考えの方がいらっしゃるなかで、ここでの翻訳者に求められるのは、「気概」よりもなるべく多くの利用者が納得できる妥協点を見いだすことだと考えます。
素直に「版削除」というのはよさそうですね。 あるいは「版の削除」と「の」を入れておくのもよさそうです(こっちの方がわかりやすいかなと個人的には思います。
で、oversightとbureaucrat、あるいは権限名全体も含めて、いったん全部、方針とか方向性とか決めといた方が良さそうだなというようには思います。 この辺り話がずれる&時間かかると思うので、別スレッドで。
こんちは。
「delete」は「hide」「suppress」など類似の操作についての用語と、その内容や程度比較によって、全体を見ながら決定することになるのだと思います。おそらく「delete」には「管理者が見ることができるが一般には非公開」という意味で共通する要素がありそうなので、これまでの慣習から「削除」で統一するのが良いと思います。「hide」「suppress」に対しては、たとえば遮蔽、隠避、消去、抹消、退蔵、被覆、遮蔽、隔離などから選ぶ。「秘匿」は、これらの操作の一つに割り当てるでもいいですし、一般の閲覧者には見えないようにする操作全体を指すものとしてもいいと思いますが、何を指すかというのを確定させてもらえると助かります。「除去」は、jawpでは最新版で閲覧できないようにする操作に対して用いるので、避けていただければ幸いです。
revisionは本来「版」にあたるのですが、revdelの操作は、版に対して行うのではなく、版に含まれる要素を個々に削除することを可能にしています。ウィキペディアでの慣れもありますが、日本語の語感としては、「(特定)版(の)削除」が、投稿者名のみの削除を含むと言うのは、直感的には得られないと思います。「版毎削除」だと、個人的な感覚だとちょっとまし。「個別削除」などはいかがでしょうか。
oversightは、「見渡す」みたいな意味が転じて「監督」という意味になったんじゃないかと思うのですが、監でも「みる」の意はあるのでしょうけれど、「閲覧」とか「公開」とかいう語と組み合わせるのがよいと思いました。難しければ「オーバーサイト」でもいいです。