翻訳指針
翻訳すべきシステムメッセージ(MediaWikiに限りません)と翻訳者自体の数が増えるに連れて、過去および現在まで、「この翻訳どうするの?」というような問題が増えてきているように思います。
例を挙げるとキリがないですが、最近、実際にあった例をいくつか具体例を示しておくと
- OpenStreetMap
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- wayの訳語
- FreeCol
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- 記号の半角全角の使い分け
というのが(私の知っている限りで)ありました。
プロジェクトが違えば指針も変わってくると思うので、例えばMediaWikiとFreeColの間で統一がないのは構わないと思いますが、少なくとも同じプロジェクト(名前空間)内では統一しておくべき必要のある事も多いと思います。
また、もう少し大きな観点からすると、
- 原文に忠実に翻訳するか、意訳するか
- 用語は、多少意味がずれても漢字/和語にするか、意味がずれそうならカタカナ化を許容するか
というような点もあります。
そんなわけで、ある程度の翻訳指針は整備しておく必要がそろそろ出てきたのかなーという印象がありますが、みなさんどう思われますか? ちなみに、私は、あくまで「指針」なので、「これ守らないと翻訳者権限剥奪ね!」みたいなそんな怖いものではなくて、迷った場合とか初めて翻訳に参加する人がどんな雰囲気で翻訳してったらいいかの道標のような役割のものを想定しています。
「そんなもんなくても、今まで通り、みんなのあうんの呼吸/空気読みつつ翻訳でなんとかなるよ!」とかその他なんでもいいので、こういうもの作ることについて何かご意見あったらお願いします。
挙げられた件のいくつかには私も関わっていますし、指針の作成には賛成です。
賛成ありがとうございます。
「作ろう!」と言ったものの、特に私自身今のところ具体的な内容をつめたりしてはいないので、ある程度下書きしてから、Poirtal:Ja/translation guideline(Poirtal:Ja/翻訳指針のほうがいいですかね?)あたりに投稿してみます(あるいは誰か投稿してください!)。
ある程度の量が確保出来たところで、それをたたき台にして精錬して行くのがよさそうです。 まぁそんなに急ぎのものでもないでしょうから、気長にお待ちください。
訳語を統一する必要があるのはわかります。たしかに、watchlistのwatchの訳語として「ウォッチ」「監視」などが混在していては、メディアウィキ利用者としては混乱の原因となることは間違いありません。ただし、「すべて」か「全て」かとか、括弧が全角か半角かなどは、確かにプログラマは(美しくない…)と思うでしょうが、メディアウィキ利用者はそんなことで混乱はしません。統一もホドホドに、それで要らぬ紛糾を招くことは避けた方がいいと思います。統一すべきは、watchやglobal accountといった、訳語が複数混在するとMediaWiki利用者が混乱してしまうような物に限るのが良いと、思います。
あと、今は騒動があったばかりです。少なくとも今回は、訳語統一と関係のない訳文変更は、避けるべきでしょう。騒動の原因となった訳文変更のうち、訳語統一と関係ないものは全て差し戻した方が、事は穏便に進むと思います。たとえその訳文が優れたものであったとしても、その変更は次回に持ち越したほうがよろしいでしょう。「おすすめ表示」を「無作為ページ」に変更することは、訳語統一とは何ら関係ないでしょう?それらは一旦全部差し戻すべき、ということです。